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今と昔の大学入試への意識の違い

大学入試センター試験がスタートしたのは1990年代、団塊世代のジュニアは18才を迎えても4年制大学に進学するよりも、早々に技術を身につけるために就職する率のほうが高かったようです。
手に職をつけることが求められていた時代でもありました。
進学率だけでいえば、少子化の影響もあり、現代っ子のほうが4年制大学へ進学する率は高いようで、約半数、3人に1人は大学入試を経験しています。
しかも、18才人口の減少によって、進学率が高まり、大学設立の規制緩和により大学の数は1990年代より増えています。
結果的に大学入試の難易度というのも下がっているようで、将来、どんな職に就くにもまずは大学での学びを選ぶ現代っ子が増えています。
しかし、国公立大であったり、医学部であったり、こうした専門分野に限っては、大学試験の難易度は変わらず高いままですが、それでも弁護士や医師など、国家資格を取得したり、研究チームで活躍したい者も少なくありません。

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